新築は先週で終了して現在はこの間から取り掛かっているお風呂の製作の続きを行っています
風呂桶の方はとりあえず完成し、今は風呂桶を設置する浴室の工事を進めています
この風呂桶を組み立てたのは、弟の家に泊まり込みで手伝いに来てくれた大工技能の学校に在学中の男の子が組み立ててくれました
この子が僕にとって凄い刺激を与えてくれた存在になってるんですが、とにかく鉋の知識が半端ないんです!
その子と喋っているとほんと鉋が好きなんだなぁと感じます
僕自身、ハウスメーカーの新築工事をしていて鉋の出番は滅多になく、僕の周りの大工さん達も、替え刃で上等やろ!ってタイプの大工さんが過半数でした
鉋の研ぎ方、台の調整の仕方なんかは誰に教わることもなく自己流でやっていてYoutubeが師匠みたいなもんでした。笑
でもその子から聞く話は今まで僕が体験したことのない領域まで達していて、全くついていく事ができないぐらいでした
今まで鉋に対して無知すぎてその子の話がとても面白く、自分が引き込まれていくのがわかりました
まず鉋の研ぎ方より先に台の調整から教わりました
ストレートエッジという定規を使い僕の台を見てくれました
僕の鉋は日頃使う場面といえばフロアーの突きつけや化粧材のすり合わせぐらいなもんで、真ん中ばかりがすり減ってました
実際刃の研ぎ方はYoutubeで勉強していたんですが、台の調整は全くの無知でした
台の底面や刃口の調整、刃の出し方なんかをある程度教えてもらいその鉋で木材を削ってみると、材料に刃が滑っていく感触が今までと全く違うのがわかりました
えぇ〜!台だけでこんな変わるんやーって感動しました
研ぎ方も習いたかったんですが時間が足りなさすぎて次回に持ち越しです(^^;
まさかこの歳になって学生に学ぶことがくるなんて思ってもいませんでしたが、僕にとっての鉋の師匠は間違いなくこの男の子です!
大工さんはご存知の方多いと思いますが『削ろう会』という大会があります
この大会はヒノキの角材をいかに薄く長く削れるか、1000分の1ミリを競う大会です
この子はその大会の学生の部の準優勝者です!
僕もこの子に見習って朝活、昼活と題しまして鉋研ぎの練習を開始してます
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