弟が運営しているシェアハウスに、このたび新しい施設が完成しました!!
これまでこの場所は、長い間ウッドデッキとして使われていましたが、今回の工事で
サウナスペース、脱衣場、水風呂までを備えた本格的なサウナ施設へと生まれ変わりました。
弟が少しずつ構想を練りながら進めてきた計画だっただけに、形になった今は感慨深いものがあります。
サウナ設備だけでなく、照明計画にも弟のこだわりが感じられます。

照明設備が無事に完成したことで、日中はもちろん、夜でも落ち着いた雰囲気の中でサウナを楽しめる空間になっています。
暗くなってからの木部と灯りの相性は想像以上によく、完成後に改めて「夜が本番の空間だな」と感じました。
ここからは施工について少し詳しく。
今回ウッドデッキを施工する際に使用した道具が、とにかく優秀で、作業中は何度も感心させられました。



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この道具はデッキ板を固定する際に使用する治具です。
目透かしの幅を一定に保ちつつ、デッキ板の横っ腹からビスを打ち込めるような仕様になっています。
ビス自体も写真の通り凄く細くて、スリムビスほどの細さになっています。
打ち込む角度も、この治具に穴が空いていて、そこから専用のビッドで打ち込むだけとなってます。
写真では見にくいかもしれませんが、専用ビッドの根本は段になっていて、打ち込みの深さまで一定に揃うようになっています。
そしてこの道具にはもう一つ優秀な点があります。
本来のウッドデッキだと板を固定するためにこのようなビスの頭が正面に出てきてしまいます。

それがこの治具を使うと横っ腹からビスを打つ形となるので、正面にはビスは見えてきません。
固定の精度や作業スピードは格段に上がり、こうした道具一つで仕上がりに大きな差が出ることを改めて実感しました。
次に目隠しフェンスや脱衣場の骨組みには、足場に使われる鋼製単管を採用しています。
ここも弟のこだわりで、その単管を全て黒の艶なしで塗装をしています。
黒で塗装することにより、線が締まって見えます。
そして木材だけでは出せない強度と安定感があり、屋外施設としての安心感も高まります。
無骨になりすぎないよう、全体のバランスを見ながら木部との組み合わせを意識した仕上がりとなりました。
水風呂の浴槽は、「マキの木」を使い、一から製作しています。

既製品を使うという選択肢もありましたが、せっかくなら木の良さを最大限に活かしたいと思い、素材選びから加工まで手をかけています。
仕上げは鉋仕上げとしましたが、これが想像以上に難しく、木目の影響で逆目が出やすく、最後まで気の抜けない作業でした。
それでも、手作業ならではの柔らかな手触りと、木の表情がしっかりと残る浴槽に仕上がったと思います。

使う人が安心して、そして気持ちよく過ごせる場所になるように。
そんなことを考えながら、ひとつひとつの工程を積み重ねたサウナスペースです。
もし紀美野町に来る機会があれば、気軽に立ち寄って、この空間を実際に体感してもらえたら嬉しいです。
写真だけでは伝わらない、木の質感や空気感を肌で感じてもらえたらなと思います😊

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